本文に飛ぶ
図書

眼の神殿 : 「美術」受容史ノート (ちくま学芸文庫 ; キ30-1)

図書を表すアイコン
表紙は所蔵館によって異なることがあります ヘルプページへのリンク

眼の神殿 : 「美術」受容史ノート

(ちくま学芸文庫 ; キ30-1)

国立国会図書館請求記号
K111-M53
国立国会図書館書誌ID
030787460
資料種別
図書
著者
北澤憲昭 著
出版者
筑摩書房
出版年
2020.12
資料形態
ページ数・大きさ等
460p ; 15cm
NDC
702.16
すべて見る

資料に関する注記

一般注記:

ブリュッケ 2010年刊の再刊

資料詳細

要約等:

高橋由一の「螺旋展画閣」構想とは何か――。制度論によって近代日本の「美術」を捉え直し、美術史研究を一変させた衝撃の書。解説 足立元・佐藤道信(提供元: 出版情報登録センター(JPRO))

書店で探す

目次

提供元:出版情報登録センター(JPRO)ヘルプページへのリンク
  • 序章 状況から明治へ/第1章 「螺旋展画閣」構想/1 洋画史の舞台──高橋由一の画業=事業/2 快楽の園の螺旋建築──「螺旋展画閣」構想/美術館か博物館か 見世物としての展覧会/3 水と火の江戸──建設地について/江戸の都市感覚 東京防火令/4 武家の美術──江戸的なものと近代/作画意識の伝統と近代 土蔵造りの町 展画閣建設運動/5 螺旋建築の系譜──影響源【一】/さざえ堂 五百羅漢寺の三匝堂/6 未遂の博覧会計画──影響源【二】/「螺旋展画閣」のオリジン 江戸の人造富士 大学南校の「博覧会」計画 螺旋都市 中心の高み 文明開化の塔 バベルの塔美術館/7 時代の孕むちから──幕末明初の文化的混乱/しあわせなバベル バベル的鑑賞法 異文化としての野蛮 「美術」未生以前/8 二人のF──「螺旋展画閣」構想の背景【一】/フォンタネージと工部美術学校 実用技術としての西洋画法 フェノロサの来日/9 明治一四年の意味──「螺旋展画閣」構想の背景【二】/殖産興業政策の転換期 国粋主義の台頭 洋画の冬ごもり/10 反近代=反芸術──美術という制度/古典の制定 暗い谷間 反近代と「美術」 反芸術と美術の制度性/第2章 「美術」の起源/1 文明開化の装置──博物館の起源/博物館と「美術」 「博物館」の起源 物産会と博覧会/2 美術への胎動──博覧会の創始/博覧会と博物館 文部省博物館と「美術」 「歴史」という制度 公開の思想 自然と人工 眼と分類 ウィーン万国博覧会/3 「美術」の起源──翻訳語「美術」の誕生/書画というワリツケ 翻訳語「美術」 【文庫版補論】/4 「芸術」と「美術」──博物館の分類/ワグネルの提案 博物館と「芸術」 美術か芸術か 博物館の「美術」 分類が孕む意味/5 眼のちから──内国勧業博覧会の創設/博物館の礎石 見るための制度 眼の文明開化/6 眼の権力装置──監獄と美術館/ガラス・ケースの意味 博覧会と審査 一望監視施設 「美術館」の位置 「洋画」の台頭 天皇と博覧会/7 すべてであろうとする「美術」──「美術」概念の限定/芸術という意味の「美術」 視覚芸術としての「美術」 博覧会の「美術」 博覧会と「螺旋展画閣」構想/8

全国の図書館の所蔵

国立国会図書館以外の全国の図書館の所蔵状況を表示します。

所蔵のある図書館から取寄せることが可能かなど、資料の利用方法は、ご自身が利用されるお近くの図書館へご相談ください

関東

東海・北陸

近畿

  • CiNii Research

    検索サービス
    連携先のサイトで、CiNii Researchが連携している機関・データベースの所蔵状況を確認できます。

書店で探す

出版書誌データベース Books から購入できる書店を探す

『Books』は各出版社から提供された情報による出版業界のデータベースです。 現在入手可能な紙の本と電子書籍を検索することができます。

書誌情報

この資料の詳細や典拠(同じ主題の資料を指すキーワード、著者名)等を確認できます。

デジタル

資料種別
図書
ISBN
978-4-480-51023-5
タイトルよみ
メ ノ シンデン : ビジュツ ジュヨウシ ノート
著者・編者
北澤憲昭 著
シリーズタイトル
著者標目
著者 : 北沢, 憲昭, 1951- キタザワ, ノリアキ, 1951- ( 00191025 )典拠
出版年月日等
2020.12
出版年(W3CDTF)
2020