漢字一文字とひらがな・カタカナが混在している典拠データの検索機能を改修しました
2014年3月6日3月6日に、「国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス(Web NDL Authorities)」の検索機能の改修と、LCSHのリンク先URIの変更を行いました。
検索機能の改修 |
これまで、システムの制約上、漢字一文字とひらがな・カタカナが混在している典拠データをキーワード検索する際に、典拠データの一部が検索できない場合がありました。
例)「さいたま市」で検索→「さいたま市」「映画館–さいたま市」はヒットするが、
「さいたま市––人口」「さいたま市教育委員会」がヒットしない。
(「サイタマシ」では検索可能)
「北アメリカ」で検索→「北アメリカ」「北アメリカ–案内記」はヒットするが、
「家族––北アメリカ」がヒットしない。
(「キタアメリカ」では検索可能)
そのため、部分一致用の検索インデックスを追加し、上記の例でも検索結果に表示されるよう、改修を行いました。
ただし、以下のように、引き続きヒットしないケースもありますのでご注意ください。
例)「さいたま市」で検索→「さいたま市立中央図書館」がヒットしない。
(「さいたま」「市立」で検索インデックスが生成されているため)
⇒「さいたま」「さいたま市立」で検索することにより検索可能。
検索の詳細については、ヘルプもご覧ください。
LCSHのリンク変更 |
今回の改修と合わせて、LCSH(米国議会図書館件名標目表)へのリンク先のURIが変更されました。
例)http://id.loc.gov/authorities/sh85076502#concept
↓
http://id.loc.gov/authorities/subjects/sh85076502
これはLC(米国議会図書館)のURI設計変更によるものです。なお、これまでのURIも新URIに転送されるため、リンク切れは生じません。